2016年7月22日金曜日

日鉱記念館、高取鉱山③

ナビをセットして高取鉱山に向かう。原則高速道路は利用しないことにしているので国道6号線を南下して水戸で右折して県道51号線(水戸茂木線)を走る。目的地に近くなりナビが右折を指示するけれどどの道なのかはっきりしない。一度右折した道をすぐに引き返し、今度は右折すべき所を通り越してしまったことで本来の道が特定できた。車1台しか通れない道を進めば左右は木が生い茂り、道は凸凹で、小心な自分は少し不安になる。1kmほど進んでもう少しかと思ったら、通行禁止になっていた。「無断立入を禁ず 公益財団法人資源環境センター高取事業所 エコマネジメント株式会社高取事業所」と記されたプレートがかかったフェンスがあり、鍵がかかっていた。帰宅後確認したら、この処置は何年も前からなされていた。迂闊だった。細い道をバックして戻り、県道51号線にでようとしたら、目の前のカーブミラーにペンキの剥げかかった「高取鉱山」の案内があった。意識してこれを見る人は殆どいないだろう。



鉱石を探すマニアはいる、廃墟/廃鉱を巡る人もいる。軍艦島は観光地になって多くの人を集めている。私は高取鉱山に行って何を見たかったのだろうか、何を見つけたかっただろうか、確認したかったのだろうか、どこか鉱山の跡地があったらまた行こうとするのだろうか、何を求めているのだろうか、そんなことを繰り返し自問しながら春日部に向かって車を運転し、帰宅した。

0 件のコメント: