コメントを戴いた。「2018年12月10日月曜日 横田鉱山・二本木橋」に公開されている。
そのコメントへの返信に代えて少し捕捉しておきたい。従って内容はその2018年12月10日記述を引き継いでいる。また、コメントを下さった方のブログや写真を無断で引用することは回避していますので、当事者以外の方には理解不能の部分があろうかと思う。尚、ここで二本木橋と記すのはすべて旧二本木橋を指しており、現在の新二本木橋ではない。
次に二本木橋であるが、問題とした写真が二本木橋であるとの判断に違和感を抱いた大きな理由はまずは親柱である。二本木橋は昭和29年9月にコンクリート永久橋として架け替えが行われ、全長80m(主径間63m)幅員6mの鋼上路2ヒンジソリッドリブアーチ橋である(出典:土木図書館デジタルアーカイブス橋梁史年表)。
下記に載せる写真は上横田側から見た右側の親柱であり、そこには昭和29年9月が標示されている。この親柱は旧二本木橋が存在する間変わりなく存在していた。一方、問題とした写真の親柱は形状がこれとは全く異なっている。親柱に変更が加えられた事が立証されない限り私の違和感は払拭されない。
また、この親柱の下側の補強構造が、問題とした写真とは異なっているように見える。もしかしたら道路を舗装する際に変更が加えられたのかもしれないが、それも私にはにわかには受け容れられない。
前回に記した、「背景にある山の形状」や「稲架の位置」は写真の写り工合などに起因するものかもしれないし、強い違和感ではない。単に私の曲解、あるいは思い込みかもしれない。
二本木橋と判断されている写真を見るとそれは“二本木橋”と酷似しているが、違和感はここに詳述した通りである。本ブログに関して、何かを、あるいは私の間違いをご存じの方がいらっしゃれば、どのようなことでも指摘していただきたい。